やっぱガリレオシリーズ最高すぎる！！
原作既読で鑑賞！
東野作品の殺人はただの殺人じゃない、人の憎悪や苦しみ、愛が詰まったもうなんか言葉では表せない複雑な殺人事件。
冒頭の歌声が素敵すぎてなんか泣きそうになった。あのさおり役の女優さんがほんとに歌っているのかな？？
今回は3年前に突然行方をくらませた町の歌姫さおりが遺体として発見されることからすべてが始まる。容疑者の釈放。それに心乱される町の人々。そこから事件が発展していく。一筋縄にはいかない事件が何段階も何段階も細かく解明されていくそんな描写が視聴者の心を惹きつける。題名にある通り、みんな誰かを思って沈黙を貫く。「偽証罪はありますが沈黙罪はありますか？」吉田羊さんの役が放ったこの言葉が作品の1番のテーマであると思う。スッキリした終わり方ではないけれど話の展開は面白いし、非常に考えさせられました。「容疑者Xの献身」を匂わせるような発言を湯川先生がしていたので、そこまで影響に残るあの事件はやっぱり格が違うし、わたしの中でもあんなに美しく悲しい事件は見たことがなく思い出させられました。
