9年ぶりの再集結であるはずなのに、変わっていない愛おしさもあり、9年間この人達もどこかで生きていたんだろうなと思える変化もあり、また映画館で出会えたことに多幸感でいっぱいでした。
本編に触れると、まず北村一輝さんの演技が本当に素晴らしかった。話が進むにつれてどんどん表情が険しくなっていき、その苦しみは計り知れなかった。被害者が抱えているものとは違うけれど、草薙にしか解らない苦しみ、それを湯川先生は親友として、内海薫は同僚として、それぞれ分かち合おうとしている姿は込み上げてくるものがあった。
タイトル通り沈黙のパレードだった。
しんどさに耐えていたらあっという間に終わってしまいエンドロール。犯人はただただ悪人ということなのでしょうか…?巻き込まれてしまった人たちは真実を知って救われたのか、いや、救われていますように。
君の旅が幸せであるように。