HitomiAizawa

アスファルト・ジャングルのHitomiAizawaのレビュー・感想・評価

アスファルト・ジャングル(1950年製作の映画)
4.0
これを観て思ったのは、フィルムノワールに制作年の古さは関係ないという事😳
ただ、後のメルヴィルや他監督に与えた影響の大きさをひしひしと感じました。
特にメルヴィル、オープニングのシーンは「リスボン特急」犯人候補探しは「サムライ」チームを作って行く過程などがかなり色濃く影響していました。(ニトログリセリンの出て来る『恐怖の報酬』は53年)

金庫破りのプロ、ルイが結局はニトログリセリンを使い力ずくで金庫を開けるシーンにエッ!?と驚くも束の間、当然警報が鳴りパトカーが来るのですが、、(この辺りも『仁義』に似ている...)

完璧と思われていた計画も不運により崩れ去り、破滅に向かう古典的な筋でしたが、その人それぞれのジ・エンド!!弱さを描いた所が何とも言えませんでした。
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