アスファルト・ジャングルの作品情報・感想・評価

「アスファルト・ジャングル」に投稿された感想・評価

mingo

mingoの感想・評価

4.2
言わずもがな全員悪い奴ら!ヒューストンの傑作サスペンス。
オーシャンズシリーズやベイビードライバーなどチームを組んで逃亡するケイパー映画の原点的見方もできる本作だがその後の歴史に多大な影響を与えたのは当たり前田のクラッカーだし本作が作られていなければメルヴィルは犯罪映画を撮ってなかったかもしれない。隠れ家の通路や宝石会社への地下通路などの動線における構図取りの巧さや、狭い室内では人物を前後に配置して遠近感をだし奥ゆきを出す。スタンダードサイズにもかかわらず画面の豊かさを感じるから凄まじい。ジーンヘイゲンの顔芸にモンローの艶やかさヒロイン2人の対比も見もの。ラスト、サムジャッフェが逃げ込んだバーで5セントで曲をかけて若い娘にダンスを見せてもらうシーンはあまりにも名作すぎる。幕引きまで込みで傑作。
悪い顔したおじさんたちがたくさん出てきてワクワクする。たくさん出てくる悪党それぞれの散り方が楽しい映画。悪党同士の駆け引きも面白いし、宝石泥棒シーンもサクサク進んで見応えもある。悪党たちのキャスティングとキャラクター分けが大成功している。特に主役級のドクは最高だ。全体的に演出やカメラも洒落ていた。
5セント入れて、ジュークボックスで音楽流す、それに合わせてみんなで踊る、そんな乙なデートしたいもんだ
ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.6
うーんこの時代の普通のハリウッド映画、という感じでいくつかの見せ場以外はボーッと見てしまう。特に犯行が起こるまで(結構長い)はほぼ見るところがなかった。葛藤や苦悩の演技がちょいちょい嘘臭いんだよな。ヒロイン(ジーン・ヘイゲン)の演技がどうもわざとらしく見える。一人一人破滅していく段階に入ってもどうもダラダラとしていて、一つ一つのエピソードに前半を巻き返せるほどのインパクトもない。シネマヴェーラのハリウッド映画史講義特集で、他の同年代のハリウッド映画で90分以下に纏まったかなりサクサク進んでいく作品を見ているので遅さに敏感になっているのかもしれない。
犯行のシーンは淡々とした作業の連続がなかなか魅力的だったんだけども。ちょっとメルヴィルの「仁義」を思い出した。
謎の警察のプロパガンダもある。
主演のスターリング・ヘイドンは顔から野蛮さが滲み出ていて、関わりたくない感満載で良かったかな。マリリン・モンローはこの頃からやはり目立つな。
〈蓮實重彦セレクション ハリウッド映画史講義特集〉18:50開映
こんなん面白いにきまってるっしょ。
銀行強盗終えてからが本番の逃亡劇。ラストシーンは震えた。ジョン・ヒューストンは確信的に僕の的を射にきてる。
モノクロ 4:3画面で繰り広げられるフィルムノワールの古典的名作。かつて観たんだろうが、すっかり忘れており、光と影のバランスを考えた構図が抜群なのに感動。最近は手持ちカメラが多いから、計算された画面は逆に新鮮。ストーリーも、それぞれ人物のラストが良い… これぞノワール!
出演者も、スターリング・ヘイドン、ジェームズ・ホイットモア… そしてチョイ役のマリリン.etcと往年のスターが並んでる。主演のDocをやってるサム・ジャフェって誰だっけと思ったら、ベン・ハーでエスターのお父さんやってた人だったのにビックリして、ちと嬉しかった…
犬

犬の感想・評価

3.8
タクシー

刑務所を出たばかりのドックは宝石泥棒を計画
いかがわしい弁護士らと共謀して、犯行に及ぶ
華麗に宝石を盗んだものの、やがて仲間割れがおこり……

悩みや弱みを持つリアルなギャングたちの末路がハードボイルドタッチで描かれるクライムドラマ

ワルいヤツら

色んな人たちが絡む

それぞれのストーリーがなかなか見応えあり

警察が徐々に追い詰める
顛末が良いです

ラストは何とも

雰囲気好きでした

マリリン・モンローがちゃんと演技してます

このレビューはネタバレを含みます

○フィルム・ノワール、そしてケイパーものの走りとして知られる本作。

○後のケイパーもので面白い作品をたくさん観た後だからか、どうも古臭さを感じずにはいられない。

○悪人は悪人で様々事情があるのを丁寧に描いているのは素晴らしかった。
ヨゴレな男達によるクライム映画。

登場人物が揃いも揃ってほぼ全員ヨゴレ。笑

宝石強盗して一儲けしようぜ!というのが大筋。

しかし、犯行の手口も結末も特に面白みが無くハッキリ言ってつまらない。

例えるならば、劣化版「オーシャンズ11」って感じ。

無名時代のフレッシュなマリリン・モンローは、本当に少ししか登場しないのにも関わらず流石の存在感でした。

マリリン出てなかったら絶対観なかったと思います。
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