実話。
人は顔じゃない！
とはいえ、火傷の傷は心も深くえぐる。
いくら人の命を救った勲章とはいえ、好奇の目で見てくる他人や、嫌でも鏡に映る自分の姿。
本当によく立ち直ったと思う。
どんなに自分が辛くても、当の本人が一番辛いと思う。
命を助けられて傷を負わせてしまった隊員の苦しみも、妻の自分の愛する気持ちが少しでも揺らいでしまってることに対して自分が許せない気持ちも。
全てにリアルな感情が盛り込まれていた。
それでもやっぱり支えてくれる人がいること。
自分が変わらなきゃと思うことに気付けたフランクは強い。
少しでも傷が癒えて、目立たなくなるように手術を続けることも、希望を持ち続けることも良いと思うし、フランクのように受け入れて今の自分を愛することができるのも、どちらも同じぐらい良いことだと思った。
