名を待つ傭兵

猿の惑星:創世記(ジェネシス)の名を待つ傭兵のレビュー・感想・評価

3.8
最新作公開記念に久しぶりの鑑賞。

シーザー誕生の物語。
アルツハイマー治療薬が偶然にも知能向上に効果があることが判明。さらに人間には副作用が出るが、サルは副作用なしと、ちょっと都合がいい気もする。
人間並みの知能があったら、そりゃサルと同じように扱うのは無理だよね。動物医者の彼女が最初っから危惧してたのも何となくわかる。
サルのCGは公開当時でも話題になったし、今観ても全然違和感ないのはスゴイ。表情豊かだし、個体差も区別が出来るほど。シーザーが人間との違いを認識するにつれ、どんどん違和感を持ち始め、自分の居場所を同じ種のサル達求めた結果、主人公とは別の道を歩むことになった。
そこまでの経過がわかりやすく映像化されていて、親切な作品。

猿の惑星の一大叙事詩。今作はあくまでその始まりの物語。ここからの展開が気になる終わり方。