■NOTES from “UbuWeb”(抄訳) ブルース・ウェーバーの初監督作品は、モノクロの映画撮影ときらめくジャズの曲が美しく調和している。ウェーバーのドキュメンタリーは、オレゴン州の小さなボクシングクラブで子供たちを指導している、とても魅力的な(そして無邪気な)軽量級ボクサー、アンディ・ミンスカーに焦点を当てている。アンディ・ミンスカーは、オレゴン州の小さなボクシングクラブで子供たちを指導している。彼は子供たちのお手本となり、彼らが目指すボクサーになるために時間を費やしている。ミンクサーの両親や義理の親との関係も描かれており、これまで口にしなかった本音が何度も出てくる。カメラ目線のアンディは、この映画では子供のように振る舞うこともあり、見ていて楽しい。ブルース・ウェーバーの他の作品と同様に、同性愛ぽさは否定できない。ボクシングクラブでのトレーニングから、ミンクサーと訓練生の劇中での戦いまで、常にその気配が漂っている。ウェーバー作品のファンはもちろん、優れたボクシング・ドキュメンタリーを探している人は、この作品をチェックしてみてはいかがだろうか。カラーのシークエンスを挟んでモノクロで撮影されている。
↑Walter Goodman「Film: 'Broken Noses,' From Bruce Weber」『The New York Times』1987-11-04、https://www.nytimes.com/1987/11/04/movies/film-broken-noses-from-bruce-weber.html
■SONGS(in order of appearance) ◯Gerry Mulligan / Night Lights ◯John Coltrane, Johnny Hartman / Dedicated To You ◯Chet Baker, Paul Bley / If I Should Lose You ◯Julie London / It’s Good to Want You Bad ◯Danny Small / Won’t You ◯Chet Baker / Everytime We Say Goodbye ◯Julie London / Learning The Blues ◯Chet Baker, Ruth Young / Whatever Possessed Me ◯Chet Baker / Little Girl Blue ◯Chet Baker / My Foolish Heart ◯Ken Nordine / My Baby ◯Robert Mitchum / Jean and Dinah ◯Charlie Shavers / Jam Session Blues ◯Joni James / Too Young ◯Del Close, John Brent / How To Speak Hip