i aiのmaribonのネタバレレビュー・内容・結末

何色と呼ぶのかわからない美しい空、
誰かを思い出す香り、
散らかった部屋に流れた綺麗な音楽、
洗濯物をゆらす爽やかな風、
誰かに踏まれてしまった草、
でたらめで優しかったあの人、
''またね''の約束、
それは誰かにとっては必要ではないものかもしれないが、また別の誰かにとってはかけがえのないもの。
心から逢えてよかった！と思えるものを目を凝らして見つけ、大切にしていきたい。それはいくらお金を払ったとしても、出逢えるとは限らないのだから。
最終的に観客側にカメラが向けられ、それぞれのハッピーエンドを委ねられた。ような気がした。
出逢えてよかった、美しい映画でした。