このレビューはネタバレを含みます
なんでもない日々を送っていた男の前に突然姿を現し、なんとなく一緒にいることが多くなったヒー兄、と、その弟。
とんでもない行動が多いが、一緒にいると楽しいヒー兄に言われるままにバンドを弟と始め、仲間もでき、ヒー兄も含め充実した日々を送っていたが、ヤクザに怯むこともなく楽しんでいるヒー兄は目をつけられ、逮捕される。
戻ってきたヒー兄は精神的に弱ってしまい、亡くなってしまう。
サラリーマンになった男の前に突如ヒー兄が見え、ラストを迎える。
なんとも難しい映画だった。
序盤の楽しいシーンは楽しかったし、ずっと気になるシーンは続いていてすごい映画ではあった。
主人公もとてもよかった。撮影が大変だろうと思うシーンばかりだったけど、ずっと周りからの影響もあり、揺さぶられ、全員しっかり生きていた。
ただ、ラストの主張はなんだったんだろう、急に飛んで見えたからか、あまり覚えてない。こっちのコンディションの問題…?
それでもなんとなく覚えてるシーンが多いのは、それだけ作品として強かったからなんだと思う。