つくりたい。とか伝えたい。の先のカタチが映画だった人の映画ってどんなのだろう?
と気になっていました。
タイミングがあい、映画を観に行くことができました。
映画は虚像の世界で、
独白やポエティックなシーンも随所にあるのだけれど、
お芝居をしている人の眼差しやコトバに乗っかる感情が嘘には見えない。
自己に陶酔しがちなその様なシーンが
愛を持って逢いに行くよ。と
解らなくてもいいけれど、伝える事を辞めないパワーが溢れていて
この映画に関わった人たち、観て関わってしまった人たちが、またこの映画を持って船出できそうな空気感がとても良いな。と思った。
青春のヒリヒリとした感じ、愛情や想いが注ぎこまれてつくられたものに対して、素直に良いな。嬉しいな。美しいな。と
思えるくらいには私も大人になったかな。
と思いました。
不寛容とは鏡の様なもので
愛するものに対しての寛容は測り知れない。
良い映画だと思った。