35年経っても色わせない世界観。
舞台は酸性雨の降り注ぐ、2019年の近未来ロサンゼルス。人工的に製造されたレプリカントたちの反乱を描く。
人間ではないと扱われながらも、名前を与えられていたり、感情も持つ。何が人間と違うのか…見ていて切なくなるレプリカントたち、でも倫理的に止められている人間のクローン製造がはじまったら、この世界は現実になる。なんて考えるとこの作品の凄さが、色あせない世界観にどんどん引き込まれる。
近未来を舞台とするSFなのに、その中で輝く近代建築の素晴らしさも感じられる。ガタカでも感じたレトロSF感がとても惹きつけられる。
2049年、未来都市訪問に向け予習完了。