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ブレードランナー ファイナル・カットのgoslingのレビュー・感想・評価

3.6
リドリー・スコット監督の35年前のSF映画です。

今見ると設定や街並みが結構SF映画としてありきたりだったりCGなどが結構劣化してるなと感じる部分がかなりありましたが35年前にこの作品を劇場で見ていたら大きな衝撃と感動があったかと思います。

他のバージョンはわかりませんがナレーションも特になく登場人物のセリフも少なく、結構映像で見せて観客に判断を委ねる様な映画なのかなと感じました。静かにゆっくりと進んでいく映画です。

この映画の鍵となるレプリカントも人間よりも人間っぽく俳優の演技も素晴らしかったのでこの映画でかなり興味深くよかったと思います。

また照明の照らし具合だったりセットデザインだったり俳優の縁起だったり結構この映画に合った暗い世界観を作り出すのがとても上手でした。

ただ緊張感のある場面はよかったのですがそれ以外の場面は結構退屈だなと感じることも少しありましたがかなり作り込まれたよいSF映画です。
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