IMAXシアター限定上映で初鑑賞。
自分が生まれる前の作品を映画館で鑑賞する機会は滅多にないので今回SF映画の金字塔と言われるブレードランナーをIMAXで鑑賞できて非常に良かった。
受け手の想像力や解釈に委ねる部分があるので初見では理解するのに難しい所もあるが、上映してすぐにダークな雰囲気と音楽、ディストピアを表現した近未来の世界観に魅了され、影を上手く利用した撮影や演出によって飽きることなく鑑賞できた。
また、俳優の演技も上手で、中でもレプリカントのリーダーを演じたルトガー・ハウアーの演技は素晴らしく最後の戦いはまさに恐怖の連続だった。
サイバーパンクの世界をこれ以上なく表現し、後続の作品に多大な影響を与え続けるSF映画の金字塔と言える作品だった。