-時は14世紀のフランス。かつては歴戦を共にした大親友ジャン・ド・カルージュとジャック・ル・グリの2人が、お互いの命を賭けた決闘裁判に挑む。-
決闘裁判の発端となるスキャンダル。誰が正しくて誰が正しくないのか。何が真実で何が虚偽なのか。チャプターを3つに分けたストーリー展開で、当事者3人の視点が描かれる。
男尊女卑の世界。男たちは何を思い戦い、結婚をし、子孫繁栄を望むのか。そして女は何を思い、生きて行くのか。
今では考えられないような時代背景のなかで、重厚感のある荒々しくて繊細な描写。決闘裁判の先には何があったのか、観たあとも考えさせられる。
ラストの決闘、素晴らしかったです。