面白い。程よい裏切りで最後まで引っ張られる。
「実はこうでした」という事実の差分を楽しむ映画かと思っていたが、実際はそれぞれの認識のズレを積み重ねていく構造だった。カルージュとル・グリは、自分を肯…
筍のアク抜きをしながら観るには重厚すぎた…
主観という物が、いかに偏っていてアテにならない物なのかという事を分かりやすく教えてくれる。
順番も素晴らしい。
1章はカルージュ、2章はル・グリ。
3章…
偉そうに脱構築とか語んなよと言わんばかりに、わかりやすくて残酷な二元論に物語が収束していってしまう。物事は単純ではないというありきたりな話はなく、単純でないけれど単純にしなくてはいけないという話。な…
>>続きを読む胸糞悪い!
何が「真実」かなんてものはどうでもよくて、二人の男の名誉や地位の闘争に否応なく振り回されるマルグリット。
作中の時代感覚もそうだが、現代人の感覚では到底受け入れ難いキッツイ話だった。
…
自分を善良で女性に優しいと思い込んでいる男性の傲慢さと愚かさ、暴力性。
カルージュとル・グリ各々の視点で見たときの、ぼんやりとした嫌悪感と違和感の正体が、マルグリットの視点でクリアになり、ふたりの…
リドリー・スコット監督は80歳を超えてまだ進化している。脚本をベン・アフレックとマット・デイモンに委ね、更にニコール・ホロフセナーという女性脚本家を加えたことで最先端の物語を紡ぎ出している。昔から「…
>>続きを読む最悪な話である。
最悪なのは何百年経った今もこのマチズモやミソジニー体質が変わってないところで、それを真っ向から突きつけてくる。
決して昔だからより最悪だったと誇張するような描写に全く見えないバラン…
ル・グリは歪みすぎなので一旦置いとくとして、ジャンも時代的に女性に権利はないからって理由では済まないぐらい自分のプライドのことしか考えてない、一切家族として妻のことを心配していないのが分かる描かれ方…
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