きょうこんこん

最後の決闘裁判のきょうこんこんのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.0
強姦の加害者、被害者、被害者の夫、三者の視点で物語が進んでいきます。
同じ場面でも言葉、行動が三者三様。切り取られるシーンも違い、印象的な思い出も相手にはとるに足らないことだったり。
特に加害者と被害者の捉え方の違いが胸糞悪い。さらに女性が告発した後の女友達や姑とのあれこれ、衆人環視の中での供述など、数百年前のことながら酷すぎる!と思いましたが、現代もあまり変わってないような。
上映時間が長く、三人の視点から進むため同じ場面を繰り返すのですが、最後まで引き込まれました。
見終わった後もしばらく心が重かったです。

アダム・ドライバーは個性的でカッコいいと個人的には思っていたけど、劇中で美男と言われていたのにちょっとびっくり。世間一般にもやっぱり美男なのかな⁉︎