このレビューはネタバレを含みます
映画の宣伝CMや映画のタイトルからそのままな内容なんだろうと思いつつ鑑賞。
《騎士の妻マルグリットが、夫の旧友に乱暴されたと訴えた。それは虚言か真実か?》
妻・夫・旧友の3視点のストーリーが展開する。よく1つの事柄を多方面でみるように…。とあるけれど、良くも悪くも捉え方が違いすぎて興味深さや腹立たしさを感じ、そして脚本がスゴいと思った。
男性女性、観る立場が違えば捉え方が全く違ってくる作品だと思いつつ、女である私は個人的に是非とも"女性"に観て欲しい!マルグリットの凛とした女性の強さを!ジョディカマーの素晴らしい演技を!
3人の視点に続き、騎士の決闘裁判シーンで構成されているのですが、視点でいうなら"この時代にシイタゲラレテきた女性"の視点で最後は構成されているんじゃないかと…。
国王の妻(女王)、騎士の生母、自由奔放なピエールの妻、この時代の民衆の女性。彼女達の表情は必見です!
結果、予想外?に素晴らしい深い作品でした。