雨宮はな

最後の決闘裁判の雨宮はなのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
5.0
強姦、セカンドレイプ、男尊女卑、役に立たないどころか害悪な司法、女の無駄マウンティング…オンパレードでした。

14世紀のフランスの話なのに、現代にも日本にも通じるものばかりで不思議な感覚を覚えます。
当時よりもマシになっているものの根本は変わっていないし、きっとこの先も本質的解決には至らないのだろうなと感じました。

ただ、小規模な映画館で2週間だけ…でなくTOHOシネマズというメジャーな映画館で4週間上映があったことは非常に大きなことだと思います。
男性だけでなく女性も反省のため、また司法に携わる者は絶対に観るべき映画のひとつです。
雨宮はな

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