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最後の決闘裁判のino7010のネタバレレビュー・内容・結末

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

まず、美術や衣装が豪華なため終始画面の重厚感がすごかった。
そして、ずっと決闘の行方と真実が気になる作りになっており、やはり第三章は圧巻だった。
特に、第二章と同じ暴行シーンなのに、加害者と被害者で目線が変わるとこんなにも受け取り方が全く異なりと衝撃的だった。
3章でさらに夫も自身の名誉しか頭にない人間であることがわかり、勝利の後に妻を顧みない姿にひたすらヒロインがかわいそうだった。
クズ男同士のラストの決闘の迫力も半端なく、決着がつくまでかなりドキドキしたし、サスペンスが軸なのにアクションまで徹底されて、メッセージ性も分かりやすいぐらい強く、濃厚な2時間半だった。
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