そう

最後の決闘裁判のそうのネタバレレビュー・内容・結末

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ど直球にセクハラ。裁判員みんな男だし。女の処刑方法魔女狩りやん。嘘吐き=魔女という位置付けなのかな。中世の感覚を味わえます。
ウマの交尾のあとにヒトの交尾もってくるのも面白かった。バックじゃなかったけど。レイプのときは愛の告白しておきながら後ろからだったな。あれは何か意味があるのか。一番抵抗しづらいし人間性を失った獣だということ?発情した馬が雌馬襲うときカルージュが「こいつはダメだ!」って言ってたのを思い出す。
中世には決闘裁判なんてものがあったんですね。果たし合いをして負けた者が嘘吐きてwそれ、嘘吐きでも勝ったらそれが真実になるってことですよね?恐ろしい時代だなあ…と思ったけど現代の裁判も似たようなもんか。勝たなきゃ嘘吐き。
三者三様の視点で一つの事件を掘り下げていく構成は裁判を傍聴しているかのような仕上がり。クライマックスの決闘は裁判部分に比べれば尺的に短いけど長く感じるのが不思議。生々しいから?その辺はさすがリドリースコット。
羅生門を意識して書かれたらしい。演じたマット・デイモンとベン・アフレックが脚本に名を連ねている。「グッドウィルハンティング」の名コンビなのに公開当時そんなにそこ推してなかったような記憶。何故だろう。
優れた脚本家兼演者と腕のある監督が作った面白い映画。
ただ、アダム・ドライバーに色男のイメージはなかったな笑
そう

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