ある事件を夫カルージュ、妻マルグリッド、夫の友人ル・グリの3人の視点から描く。
意見が食い違う場合、決闘して勝った方が正しいという凄いシステムである決闘裁判シーンから始まる。
全て知っている神が正しい方を決闘に勝たせるはずという考え方だそうだ。
3人の視点というが、3人とも主な行動自体の認識はそう変わらず、その時の感情面をいかに映像で見せるかがキモ。
この事件の行動自体が問題にならない事そのものが今の感覚からするとどうかしてるわけだが、、、。
事実を3回繰り返すので自ずと長くなるし、史実ベースの脚本なので過剰な演出を避けていると思うが、映像的に重複する部分も多いのは、疲れたという感想が一番強い。