ルーロー飯

祈りのもとで 脱同性愛運動がもたらしたもののルーロー飯のレビュー・感想・評価

5.0
Ex-ex-transgender.
人がただ人として愛されたかったがために、どうしてこんな回り道をしなければいけなかったの? もはや「神」を信じているのではなく、自分の思う「正義」を信じているだけじゃないの。そして自分は「選ばれた存在」という間違えた優越感でそのコミュニティにズブズブになっていく。矛盾だらけの《信仰》というものについて考えさせられる。
リーダー達は、本当は嘘をついていると自覚しながら、壇上に立ち続けていた。「なんで? と思うけど、彼らも彼らで魂をズタズタに傷つけられた人のうちのひとりなのだ。
「エクソドス?プッ」って一笑に伏していたことを恥じる。