面白かったです!
オスカー・アイザックの所作から雰囲気から色気がダダ漏れで素晴らしかったです。若かりし日のデニーロを観ているようでした。オスカーのマフィア映画を観てみたい。
ポール・シュレイダーの前作『魂のゆくえ』とテーマは同じながら一捻り加えていてラストはそうきたか!と驚きました。まさかあのカバンがそういう意味を持っていたとは…
ギャンブルものを期待すると、というかタイトルもジャケもギャンブラーでしか無いので勘違いされても仕方ないのですが、カードはあくまで平穏な暮らしと心の平穏を得るための術。
サイクロップス役でお馴染みタイ・シェリダンとの擬似親子関係も良かったです。
ストーリーが退屈という意見もわからなくもないですがポール・シュレイダーなのでそこはご理解のほどよろしくお願いします。