好き。
最初っからコメディ感があるのがいいですね。
羊が全員カメラの方見てるのとか絶対羊たちとしては何の感情もない
(なんか人間がこっち見てるなぁくらいな)
のに勝手に音楽とかズームアウトとかであたかも羊たちが何かを予感してるかのように見せてるのが可笑しいし
それを見て確かに僕も羊たちが全員何かを感じているかのように勝手に感じちゃってるのが面白い。
もしかしたらこれがこの映画の肝なのかも。
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↑全然肝じゃなかった。
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アイスランドの景色、空気、白夜。
人間がいることが不自然に感じる大自然の中で、
ポップ歌手のMVを観て踊ったり
酒飲みながらテレビでスポーツ観戦して盛り上がったり。
自然と溶け合わない人間たち。
しかし、性の営みにおいては自然と同じ。
とても真っ当な性描写と
#METOO 後らしい男性の暴力的な性衝動とが強く対比されていて、ここにもテーマが潜んでそう。
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映像は綺麗で迫力があるし
ホラー映画にありがちな鬱陶しさがなく
話はサクサク進んでいく。
すぐ成長するし。。
どういうことだどうなっていくんだていうかアダちゃん可愛いお父さんイケメンと思ってたら突如。。。
という展開。
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相当勇気必要ですよ、あれ。
小説とかならまだわかるけど
ビジュアルと存在感で説得しなきゃいけないわけでしょ。
相当な自信家ですね、監督は。
そして大成功!
ネタバレはコメント欄に。