くし

LAMB/ラムのくしのレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
3.6
ずっと薄暗く曇天な色調が淡々とした不穏を全編に漂わせる映画。
キリスト教や神話に詳しいとより考察が楽しそうだが、よく知らなくても話の筋は理解できるような構成になっている。
夫婦の平穏な生活に訪れたアダと夫の弟はどちらも異質な存在だが、かたや喜ばれ、かたや疎まれる。
ラストはやや唐突感があるが、色々な解釈ができそうな終わり方で全体的には良かった。
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