2008年に発覚したオーストリアで実際に起きた「フリッツル事件」を基にした作品。
ブリー・ラーソン主演の映画「ルーム」の原案にもなった実話。
あまりにもショッキングな事件であるため、映画の冒頭に注意書きが表示されるほど。
よくあるサイコスリラーかと思って軽い気持ちで再生したの後悔するほど、めちゃくちゃ重い内容で、しかもかなりリアルに描かれていたため胸糞悪すぎて、途中で何度か視聴を辞めようかと思った。
監禁生活の年月の経過を最小限に、短めの尺で描かれている印象だった。
これでも事実より盛ってるわけではなく、実際はこの映画よりもっとひどい様子だったらしい。
出演キャストが無駄に美男美女ばっかりだったのは、観続けるための唯一の希望だったかもしれない。
母親の娘探しとか、天井の穴掘りの続きはなく、どうして頓挫したのかの描写がなく、想像任せになってたのは、尺を短くした弊害だったのかな。
世界は広いといえど、ここまでイカれたサイコ親父もいるんやな。
どういう感情か自分でも分からずラストは泣いてた。
気になる人は自己責任で「フリッツル事件」で検索あれ。
2023-111