このレビューはネタバレを含みます
感動の超名作!
一番涙腺がやばかったのは、ひろしの回想シーン。子どもだったひろしが成長し、父親という立場に今度はひろし自身がなる。新入社員となり、外回りや上司からの指摘、残業など、疲れたヒロシを待っていてくれたのは、「家族」だった。ひろしは子どものころにも大切な思い出を持っていたけど、とにかくひろしの中にある「家族」という存在は何にも変え難いかけがえのないものだった。
それを思い出させたのが息子であるしんのすけだったというところにも感動。
ひろし「俺の人生はつまらなくなんかない、家族がいる幸せをアンタたちにも分けてあげたいくらいだぜ」
そして、しんのすけも「喧嘩したり頭にきたりしても家族と一緒がいい、そして大人になって、綺麗なおねえさんとお付き合いしたい」
最高の親子愛、家族愛、さらにしんちゃんらしさも感じられるセリフ。
そして、しんちゃんの映画の、ラストには我が家に家族全員でちゃんと帰ってくる展開がとても好き。本当に温かい作品でした。