うぉーりー

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲のうぉーりーのレビュー・感想・評価

5.0
この20年間で何度も見てますけど何度見てもめちゃくちゃ好きです。
そもそもEXPO70が好きなので万博をテーマにした映画は無条件に好きなんですよね。(ガメラ対ジャイガーや20世紀少年など)

風間くんの「懐かしいってそんなにいいことなのかなあ」というセリフ、この作品が20年前の作品で今見ても色褪せない懐かしさがある…というのは皮肉なものです。

今回の敵ケンとチャコ。とにかくシブい。力でねじ伏せようとかは一切なく、臭いで征服しようというインテリタイプ。負けは素直に認める潔さもある。劇場版のゲストお姉さんキャラではブタのヒヅメのお色気とツートップでチャコが好きです。

劇中は60-70年代くらいの小ネタ溢れる懐かしアイテムが多く、劇中歌も素晴らしかったです。特にベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」三丁目の夕日ばりの街並みを背景に流れるこの歌はとくに印象深いです。

音楽でいうとクライマックスのしんちゃんが階段を駆け上るシーンのBGMがこの作品で一番いいBGMですよね。なんだかめちゃくちゃ泣けるんですよ

懐かしく思うのもいいけど、未来もいいぞ!と思わせてくれる映画でした。
まさに名作!
うぉーりー

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