小中学生の頃観て、大人になってまた鑑賞してみた。名作ですわ…。
もう令和ってこともあって、昭和平成で許容されてた表現がもう今の作品では見れないんだな〜と再確認した（幼児の無免許運転、ちんちん丸出し等）。
そういうのもあって、今となってはひろしの気持ちが痛いほどわかる。なつかしくって仕方ないと泣き叫んだのは、大切な思い出が詰まったこの世界から帰りたくないって気持ちとそれでも現在の自分が生きてきた証と未来も同じくらい大切で過去は過去でしかないっていうどうしようもない大人だから割り切らなくちゃいけないって事実からくる涙なんだなって思った。しかもまた切ないのが靴の匂いで現実に引き戻される→嫌な顔で懐かしいカレーの匂い→幸せな顔になっちゃうのがもうね…！いいね…！
それから1番の見せ場であるしんちゃんが階段を駆け上がるシーンは泣いちゃう！どんどん輪郭が込み上げてくる感情みたいに波打っていくのがたまらない。
これが大人から子供まで楽しめる映画っていうんだな〜。
