このレビューはネタバレを含みます
当時、公開されたころにみたときに、
いい映画だったという記憶が残っていて、
また今になって観ることにした。
今思うと設定が怖いし、ひろしとみさえが朝からお菓子をむさぼるシーンは狂気を感じる。
千と千尋の神隠しのあのシーンみたいな怖さ。
ラストの東京タワーを登るシーンで、
しんのすけに託して最後まで行かせる家族が、
泣ける。
ひろしが最後にしんのすけを
『おまえ、すげぇよ!!!』って褒めるところでトドメさされた。
この歳になると、親から褒められることはほとんどなくなったけど、小さいころって褒められるとめちゃくちゃ嬉しかったなって懐かしくなった。
昔を懐かしむのもいいけど、生きていく上で未来を見ていかないといけないんだなと感じさせられた。