朋乃

裸足で鳴らしてみせろの朋乃のレビュー・感想・評価

裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)
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光の差し込み方が写実的だった。
腫れた頬、経過した紫色の打撲。そこに差し込んだ産毛とか、引っ掻いた痕が優しい。普遍的な想いを届けないことで成り立っていたのは、互いの不均衡な「こうするしかない」が、ただの未熟によるものには見えなかったからだと思う。どうやってこの主役2人を見つけて出したんだろう、人間性がまっすぐで好きでした。
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