RIO

不安な体のRIOのレビュー・感想・評価

不安な体(2021年製作の映画)
3.8
ツルツルしていて欲しいけど
気になるめくれの起こす惨劇

どこまであるのかこの先は
どこまで耐えれるその先に

無意味に付ける線の痕

親指と人差し指を繋ぐ瞬間接着剤が
離れなくなる焦りを感じたかった昼下がり


女子美術大学在籍中に先生から*自分が嫌いなものは絶対自分と関係している*と言われて
名字の水尻がコンプレックスだったことから*お尻*の絵を描き始める
卒業制作の「しりプレイ」は予測できる動きと出来ない楽しさ
「Kappo」2007年 はなぞられる線の流れに耳の後ろがそわそわぁとします⭐️
「えにょぐ」は感想もえにょぐ*-*です

他にも作品からは意外な絵図の広がりと記憶された感覚からもたらす愛嬌
フニフニした透明感と音楽が耳にもとても心地よいです
不思議と耳に訴えてくるものがありました

余白を作る境界線
広がりを作るしなやかな線
五感の奥に到達するユッタリがまた大きな魅力
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