きりん

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~のきりんのレビュー・感想・評価

3.2
前作では埼玉解放戦線を率いる麻実麗(GACKT)が埼玉を解放する戦いへと身を投じる都市伝説として語られたが、今回は3ヶ月後の物語。埼玉県に横の繋がりを作るべく、越谷に海を作ろうと砂浜求めて和歌山は白浜へ向かうも関西勢力とバトルになる話。
日本埼玉化計画の第二章。


正直な話、どれもこれも前作同様にゆかりのない土地のディスりの応酬なので終始へぇ〜そうなんやぁそうなんやぁの繰り返しだった🤣
もちろんそのディスりはおバカなものばかりで時折笑えるんだけど🤣

関西、特に滋賀県のディスりは見事なものでちょっと気の毒になるほど笑笑 でも滋賀県民は取り上げてもらって嬉しいのかな😆知らんけど🙄

関西のドンである大阪府知事・嘉祥寺晃を演じた片岡愛之助と神戸市長を演じた藤原紀香の共演は貫禄あって見事だった。作中でも夫婦役。本来藤原紀香は夫との共演はNGにしてるとか笑 なのにあのシーンはウケるww

おなじみ!?となった出身地対決は今回も渋い所をついてきててまる。また滋賀県民に愛されるとびだしとび太は助演男優賞もので大活躍だったわww

一番のお気に入りはタコランド🐙で働くゆりあんレトリィバァのウンパルンパもどき。「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演した時の衣装そのままで踊る姿は最高だった🤣完全にティム・バートン版チョコレート工場をパロってて、奇しくも現在『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が上映中なのでタイムリーなのは面白かった。

翔んで埼玉というタイトルを回収するかのようなオチも見事だったと思う。とはいえ内輪で笑って楽しむ系映画なので蚊帳の外感ある私としてはこのスコアで。
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