りす

愛なのにのりすのレビュー・感想・評価

愛なのに(2021年製作の映画)
3.7
2022年32本目、劇場7本目の観賞
城定秀夫監督
今泉力哉、城定秀夫 脚本
瀬戸康史主演


城定監督と言えばピンク映画のイメージが強いが、『アルプススタンドのはしのほう』で新境地を見せた印象はある
今作はどんな作品なんだろう?
と期待して映画館へ向かったが、これは当たり

城定監督の素肌を綺麗に映す絶妙な撮影技術と今泉監督(脚本)のどこにでもありそうながらもオシャレな男女の物語が程よいバランスで混ざり合った素晴らしい作品になっていた

どの人物も人間臭くていい
ドロドロした大人と純粋な子供の世界がコントラストとなり、愛とは何かを考えさせられる

ポップで見やすいな作品ながら、愛ってなんなんだろうなぁって考えさせてくれる
伝えたいことが押し付けがましくなく、それがちょうどいい

良作
りす

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