ゲイ爺さん老人ホームから抜け出し旧知人から遺言で頼まれた事をしに地元へ向かうてくてくロードムービー。
施設では隠れて煙草をふかすことぐらいしかやる事のないただの爺さんだが、外に出てみたらどうやら昔はその町ではそこそこ名の知れた人だったみたい。
ちょこちょこ昔を思い出し生き生きと様変わりしていったり、切ない過去を思い出ししんみりしたり、彼の仕事っぷりをみたり、色々と楽しめた。
人に美を与える仕事は見ていて気持ちがいいし互いに顔つきが変わる。
着ている物を気に入った物に変えるだけで気分も全然違う。
例え死ぬとしても最後はそうありたいと思うのかな。
ずっと一点だけ気になってた事が回収された気持ち良さもあり微笑ましいラストでした。