結局のところこのシリーズは誰が誰のために誰にむけて公開されているのでしょう
毎度のように文句をつけられ感情のサンドバッグになるためだけに名うての芸人たちを起用するくらいならば、野心も何もなくお付き合いで互いの公演を見に行き、全てを脚本家のせいにしながら居酒屋で管をまいている舞台役者を起用したほうがよほど演技らしい演技を見られるような気がいたします
まあ演技の精度がほんの数ミリ向上したところでこの作品の完成度や満足度にはこれっぽっちも寄与しないことは確定的に明らかなのですが
しかし本来はコントを売りにしているはずの方々にも関わらずここまで演技力というものが不足していると、彼らの公演に行った場合は何を見せられるのでしょうか?ほんの数十分ですら虫唾が走り全身が真っ赤に腫れあがるほどの酷さだったというのに、これが数時間に伸びてしまったら二人か三人くらい命を落とす方がいてもおかしくない気がする、それくらいの有様だったことは間違いありません
そして私事ですがこのシリーズの感想は前作で完成してしまったので今作について書かれたこの文章は全て蛇足です
まだ読んでいない方はぜひ前作の感想も合わせてお読みください