"お笑い"に全てを注いだ
お笑いが自分の全てだと思った
必ず笑いを取ってやる
笑いで世界を変えてみせる
うだつの上がらないハガキ職人からの道標
20歳を過ぎた
周りは成人式でバタバタ
そんな中でも我関せずにネタを作る
膨大にネタを作る
5秒に一つ笑いを創造する
だが結果の出ない毎日
しかしながら至極稀に結果を残して一歩前へ進む
そんな中で掴んだ人気芸人の作家役
自分のやりたい笑い
チームで作る笑い
そして世間の求める笑い
それぞれの軋轢を抱えながら道頓堀の屑になる
ただ必死にやってきた
報われないながらも時に結果を出す
期待を胸に羽ばたくも現実は時に残酷で
結局挫折の方が大きくて
酒に溺れて誰かの世話になる
そんな極端な骨の折れる生活
だけどやっぱり笑いが好きだ
何だかんだ生涯を尽くしやり抜く
そんな気がする
