テレビの大喜利番組で「レジェンド」を目指すツチヤタカユキ。その実力が認められ劇場で作家見習いとなるも、周囲とトラブルだらけであった彼は志半ばで劇場を去る。しかし笑いを諦め切れずラジオにネタを投稿する日々。次第に注目を集め、遂に憧れの芸人から声がかかる。
お笑いに全てを捧げ、お笑いでしか自分を表現する術を持たない男の物語。酒に溺れ、周囲に当たり散らす。人間関係不得意というか、もう清々しい程に向いてない。それでも手を差し伸べる人々がいるのは、彼の才能なんだろう。彼は今後、自分の生きづらさとどう向き合っていくんだろうか。
岡山天音の怪演は見事だし脇役陣もとても良い。特に菅田将暉最高！ああいう軽くてでも人情に溢れているような役本当上手いと思う。
