「魂震わす、笑いに取り憑かれた男の実話」
煽り文句が大きく出過ぎだろ。
絶対、魂振るわされないわ。
って思いながら、鑑賞開始。
笑いには取り憑かれてるんだろうけど、その経緯が全くわからない。
そして、その笑いも他人からの評価を得るためのものであって、いうなれば強烈な承認欲求の塊。
それでは魂は震えないかなぁ。
主人公は「人間関係苦手」にすべてを押し付けて、それを変える努力をせず、逃げて逃げて作品が終了する。
途中、なんかちゃっかり可愛い女の子とちちくりあってる。
ただ好きな事しかしないで生活して、美人と恋愛して、憧れの人の目に止まり、努力しないから夢が叶わず、地元に出戻り。
充分、幸せじゃないか。いったい何に文句あるんだ？
鑑賞しててそういう気分になる映画でした。
この主人公に対して全く共感するところはありませんでした。
まぁでも、これはそういう原作なんだろうし、仕方ないかなと。
映画としては見るならば、それだけの再現性があるんだろうと思うので、映画そのものとしての評価はとりあえず★3かなぁという感じ。
