KIMプラモスキー

女神の継承のKIMプラモスキーのレビュー・感想・評価

女神の継承(2021年製作の映画)
4.3
2022年8月24日再鑑賞。
今度は眠らずに。

よく出来ている事を再認識しました。
また、予告や邦題といった配給会社のSINKAさんにも感謝です。
「継承」という言葉による印象操作はお見事でした。

パンフも見て、一族の関係性を確認していたので、理解も深まりました。

基本的に意地の悪いお話なのですが、
どこまでも深い闇のように広がる怨みと悪意は、まだまだ続いていきそうな感じです。

「呪詛」とともに2022年を代表するアジアンホラーでした!







呪詛からの、女神。という事で、比較しつつ観ました。
こちらもモキュメンタリーの作り。

最初のうちはタイの文化や風俗が新鮮ながらもちょっとすやすや。

中盤からは怒涛の展開でした。
数多あるカメラの最後まで押さえる丁寧さはリアル感よりもサービス精神の現れでしょうか。結果ちょっと長く感じました。

女優さんが本当に凄い。
男性は宮史郎と髪型の癖が強い。

ダメージを受ける人もいると思うので、公式の舞台挨拶や、主人公の動画を観て落ち着くといいです。

ナ・ホンジンは、どれもおススメな人なのですが、いずれも気安く進めづらいですよね。


「コクソン」や「来る」でテンション上がった方にはおススメ出来ます。

これも考察捗るので、もっかい観ようかしら。

2022年劇場鑑賞84本目