このレビューはネタバレを含みます
女神バヤンの巫女ニムを取材していた撮影クルーは、姪ミンの異変に気がつき、巫女の継承過程をカメラに収めようとするが、ミンに悪霊が取り憑いてしまったために、悲劇的な結末を迎える。
フェイクドキュメンタリーを撮っている衒い(?)がないために、自分が喰われる様子を撮るクルーとか代わりに撮影してくれる悪霊とか面白いことになっている。終わり方にポエジーがあっていい。
風景カットが多いわりにいまいち舞台の町の質感が伝わってこない。海外市場を意識して作ってるから説明的というか紋切り型というかそういう部分があるような