女神の継承のりりのネタバレレビュー・内容・結末

「コクソン」のナ・ホンジン監督が原案・プロデュースということで楽しみにしていたタイの民間伝承をテーマにしたモキュメンタリーホラー。儀式の様子の全てが映像的に興味深い。ほぼアジア版エクソシストホラーって感じなのだけど、ラストがめちゃくちゃになる感じと、継承者が最後のインタビューで女神ナガンについて語ったことで意味深な終わり方になる感じは「コクソン」に近いものを感じた。見えないものを信じるって現代では特に難しいことだよね。

俯瞰で書くとこんな感じで、もうちょっと物語に近い感情で書くと、かわいらしかった女の子が憑依によって変わっていく様子はかなり際どいところまで描かれているのでつらい〜！！そして儀式！！開けなければ成功していたのかな？？？失敗がつらすぎて兄嫁と子がその日くらいはどこか別の場所にとまったりできなかったのかとか、なんであんな重要な場所に人員配置が少ないんだとか突っ込んでしまった笑

混沌バッドエンドなんだけど、民間伝承ホラーは好きな系統なので本作はかなり好きだった。