このレビューはネタバレを含みます
土着信仰的なホラー。
怖いというより気持ちが悪い。モログロい！とかでもない。気味が悪い？
結局何が起こってたのか考察
バヤンが悪霊化した訳でもなく、バヤンは昔と変わらず存在していて、あれこれ起こした原因は様々な悪霊が原因。
ミンの父の家系のカルマ（何人もの首を切り落としてきた、工場への放火（人たくさん亡くなってるはず）、犬肉販売）
悪霊バトルというより信仰心がテーマでもあるのかな？
バヤンは見えない力が原因のことは治してくれる。って最初言ってたけど、悪霊が取り付いてもどうにも助けてくれない。
→ミンの信仰心がないから。
ニムが亡くなったのは最後の映像で祈祷を途中でやめている（これが多分良くない）、その理由はきっと信仰心がなくなったから。
信仰心がなくなったからこのタイミングでニムは巫女ではなくなり、バヤンはまた別の所へ行った。
最後目覚めたノイにバヤンが取り憑いた理由は、今まで信仰心がなく、何なら軽視していたノイがその時にバヤンを本気で信仰したから。（娘を本当に助けてくれと思った）
だが、ミンが「お母さん」と言い、もう助かったと思い信仰心が減ったからバヤンはまたどこかへ行き、地獄絵図に戻った。
ミンが途中で取り憑いてるのはバヤンだよって言ったのは、他の悪霊のジョークかな？
バヤン像の首を切り落としたのはミンだと思う。
バヤンへの信仰心が低いこと（なんなら馬鹿にしてる）につけ込んだ悪霊が、好き勝手し続ける為にミンの体を使い首を切った。
（バヤンの信仰や力が強いと、ニムや周りの村民の努力で追い払われてしまうかもしれないから）
とにかくミンの女優さんの演技が凄かった。
最初の普通の若者っぽさとラストシーンでは本当に別人。
ラストで、ミンが序盤誰でも真似すればできると言っていた霊の声？的なものを言っていたのちょっと笑った。
