中島晋作

優しさのすべての中島晋作のレビュー・感想・評価

優しさのすべて(2021年製作の映画)
4.7
世界は膨張していくのに、自分はそれについていけない。歩道橋の上で立ち止まり、移動する物どもを眺めることしかできない。ついに足を怪我することで、完全に移動不可能となり、停滞感が頂点に達する。新宿南口を松葉杖で歩く。移動と停滞が同時にある場所。
中島晋作

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