このレビューはネタバレを含みます
スコアをあえてつけるとしたら、
原作を何度も読み返したファンとしては、3.0
一本の映画としては3.8
くらいかな。それでも観てよかったとは思いますが。
映画化するのなら、物語性ないとキツいし、だからりょーちん主人公で家族出して。
うーん、なんか観たかったのと違う…。
私は5人の山王戦の死闘が見たかったんですよ。乱闘までしてバラバラだった5人が最後一つになって山王に勝つ。あの熱い試合を観たかった。
なのに途中にリョータの回想入れるし、あったはずのシーンはカットされてるし。まるで違うスラムダンクを観てるみたい。あ、だからファーストをつけたのか。
一本の映画としても、ずっとリョータ軸なのにクライマックスは花道と流川(原作がそうなんだから仕方ないけど)とか、構成的に無理がある。だからあのハイタッチシーンがいまいち映えなかった。
原作者が描きたい【今の】スラムダンク映画であって、往年のファンが観たかった【あの】スラムダンクではなかったという事なのかなー、と。
ちなみに炎上してた声優は、花道、流川、安西先生、木暮とか合ってなかったと思う。これは声優さんのせいとかではないですよね。それ以外は良かったです。
でも、映像化してくれて、やっぱりありがとうと言いたい😊
だから得点なんてつけられません。