漫画連載当時の興奮をブースト
冒頭、アンプに差した時のギターノイズ→鉛筆で描かれる湘北メンバー→対する山王メンバー
これって、バンドのライブが始まる『音』→湘北・山王戦メンバーの『画』。
「山王戦、始まるぜ〜」ってコトでしょ!?演出サイコー泣
まさかの主人公交代=リョータの(原作で語られなかった)生い立ちと山王戦をカットバッグする構成。さらに試合展開に合わせて各メンバーのバックボーンを見せるという離れ技!
原作が各キャラに見せ場を作る事でスリリングに(そして笑いも交えて)盛り上がる試合展開を描いていたから出来たコトなんだよね。
改めてスゴい漫画だなぁ。
待望の『動く』山王戦で興奮して、原作で語られなかった『台詞に頼らない演出』のオフストーリーでグッときた。
公開前、本編の情報を最小限に抑えていたのは「山王戦だ!やったー」と喜びと驚きをMAXで感じてほしいからだったのか。それともSNS等の騒ぎを予見して逆手にとった戦略だったのか?(なら大成功)。
少なくともCGで描かれたキャラは試合のスピード感や躍動感だけでなく疲労感までキチンと表現していて違和感なく見られたし、声優のあて方もリアルな劇場版バージョンとしてアリでした。
WANDSは聴きたかったけど、シリアスな内容には合わなかったからナシで正解だと思う(BAADも)。
ARカードとおみやげにポカリまでもらいました。ごちそうさまです。