世代的にはドンピシャだったけど、野球部だったのもそこまでははまらず、床屋とかで間あけつつ漫画は10巻くらいまで、テレビアニメは確か最後まで観ていない……という人間が観てきました。
〜以下、ネタバレ〜
観る前に「映画としては面白くないけどなんかすごい」みたいな評判を目にしてしまって、かなりハードルを下げて観てしまったのがもったいない……。
宮城リョータの過去の掘り下げは「ん〜、映画用に付け足した話？どこかで観た感じの悲劇だなぁ」という疑った目で観てしまった。
対戦相手の高校も「もしやこれは漫画で最後に戦った相手か？」みたいな知識で観てしまった。
最終回あたりで流川と桜木がタッチするシーンがあるのは知ってたので、やっぱりーってなった。
あの緊迫の無音シーンのいく先をあらかじめ知っていたら感動がより大きかっただろうなぁ。
でもあのシーン、カッコよかったっす。
THE FIRST SLAM DUNKという名前の割には予備知識ない人には厳しく、エピソード0みたいな話でもないなぁ、とは思ったけど、（バスケコート内の）アニメーションの演出とクオリティの良さ、試合の展開の良さ、あと、大切に作られているなぁいう映画の作りと映画観てる観客から溢れ出るスラムダンク愛、これは素晴らしかった。
声優関連のゴタゴタもちょっと気になってたけど、それが吹き飛ぶ良さがあったと思う。
