愛ふるや

THE FIRST SLAM DUNKの愛ふるやのネタバレレビュー・内容・結末

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

小学四年生の夏、引っ越しの時に父親の部屋から出てきた。
いつも読んでたしゅごキャラ!とかと違くて、顔がちょっと怖くて古い漫画の匂いがして日焼けしてたんだけど、それでも時間があったから読んでた。
揃ってたのは22巻まで。だから神奈川大会までは何十回も読み直した。
気づいたらミッチーとジンジンを好きになって、気づいたらもう手に馴染んでた。
今回の山王戦は大学受験が終わった瞬間にそろえたから私の中ではまだ新しい記憶。

初めて出会ってから随分経つのに、23歳になった今でも心が震えた。
映画化しないでほしかったって思ってしまったとしても大好きな作品であることには変わりないからって変な覚悟して映画館に向かったけど、そんなの本当に失礼な話だった。

私はこれを観れてよかった。

私だったら「もうよくない?ここまで頑張ったんだから」って思っちゃうだろうなって今になって思う。小学生の頃は頑張ることが一つの基準みたいに思ってたけど、そんなの私はできたためしがない。だから、諦めないってめちゃくちゃかっこいいことなんだって痛感している今だからこそ、今の私が観れてよかった。
いつも心臓バクバクだし、怖いし、逃げちゃおうかなって思って逃げちゃったりもするんだけど、見ないふりしちゃうんだけど、

今日のリョータ観て、そんなんよゆーなふりしてるってかっこいいなって。
そして怖いものなしの花道もやっぱりかっこいいなって。
周りなんて気にしないあの5人がやっぱりかっこよかった!
結末知ってんのに、この後どんな台詞が来るのかわかってるのに、勝つことも知ってるのに
それでも最後までドキドキしちゃったんだからね!


あああ!
とりあえず、ケータイの電源切ってみようかな!そしたらなんか変わるかな!
愛ふるや

愛ふるや