トモヤムクン

THE FIRST SLAM DUNKのトモヤムクンのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
5.0
後輩に原作漫画を借りて、
結末までわかりきってんのに手汗が止まらない緊張感。

入るとわかっている筈のゴールで
号泣しながら『入れ!入ってくれ!!』と願う没入感。

ただ一瞬、一瞬を見入ってしまう。
凄すぎる、面白すぎる、最高すぎる。

本当に試合を見ているかのような興奮と感動。
原作で最高のクライマックスを描く山王戦が
今、目の前で繰り広げられてる。

正直、途中トイレに行きたくなったが、
ここで席を外しているすきに点が入ったら
絶対後悔する…
トイレなら終わってからでも行ける!
今は今しかないんだ!!と我慢して見届けました。
(この時興奮しすぎて花道化してました…笑)

名シーンの宝庫と言うか、
1つ1つ全てが名シーンのスラムダンク。

最近原作を読んだばかりのミーハーではありますが、
1巻1巻読み進める度に号泣してました。
山王戦では絶望の中でも道を切り開いて行く、
湘北のど根性に何度もページを戻して読み返しました。

本作ではポイントガードの宮城の過去を振り返りながら
山王戦を映像として観る事が出来て、
ただただ胸が熱くなりました。

公開前に言われていた新キャストですが、
鑑賞中は全然気にならず何なら全然有りでした!
ちゃんとコート上には
宮城、三井、赤木、流川、花道が存在し
その瞬間を必死に活きていました。

本作は宮城に突飛した内容運びではありますが、
原作で花道、流川、赤木が中心として描かれ、
本作で宮城、三井の過去や身中を描かれた事により、
『湘北チームが主人公』の作品だったと感じました。

アニメでは放送されなかった山王戦。
手に汗握る緊張感と絶望の中で、
諦めないど根性を見せる胸熱な展開運びと
クライマックスの感動と興奮。
それが本作で新たなエピソードを加わる事で、
より一層、感動的で忘れられない物語になりました。

【まとめ】
原作を読んで結末を知っているのにも関わらず、
手に汗握る緊張感。
本当の試合を見ているかのような興奮と熱気。
胸を熱くする感動。

ただ笑って、泣いて、感動して…
その一瞬を全力で活きる高校生達の最高の試合でした。


p,s.
10-FEETの『第ゼロ感』恰好良すぎる…
本作に興味を持ったきっかけがこの曲で、
僕のスラムダンク始まりって『第ゼロ感』なんです。

それで鑑賞するならちゃんと知ってからと思い、
後輩から原作を借りて熟読し、今に至るわけです。

なので劇中でこの曲が掛かった時はもう…ヤバい!!
ただただただただ、恰好良すぎる…
もうリョータにピッタリ!湘北にピッタリ!!
スラムダンクにピッタリ!!!
最近ずっと聞いてます!!
(最後の最後で語彙力無くしました…)

【2回目】
原作漫画も見た、
本作も1回観た、
パンフもre:SOURCEもピアスも読んだ。

なにもかも知っている筈なのに、
何度観ても熱気と感動が止まらない。

もう結末を知ってるとかどうでも良い。
敵とか味方とか忘れて、
今その瞬間を必死に活きるキャラ達が大好きで
上手く言葉に表せないけど、
やっぱり、ただただ最高なんです。
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