連載当時にリアルタイムに読んで以来、アニメは全く観ていなかったのでキャスト問題は全く気にならず、３Dのキャラクターも全く違和感なく臨場感あふれる動きに音、物語が進んでいくほど読んでから25年以上も経ってるのにどんどんと内容を思い出した。クライマックスへの盛り上がり方がうまくて最後はドキドキしっぱなしであのクライマックスの無音・・・結末知ってるのに劇場が静まり返って凄い演出だった。宮城を主人公にしたのも納得できる内容だったのでバスケがそこまで好きでなくても1つの映画として観て良かった。印象的だったのは親に連れられてたぶん初めてスラムダンクを観る少年が近くにいて映画が始まる前は落ち着きなく邪魔だなって思ってたけど花道が突っ込んだ時「えっやばっ」って叫んだし、終わった後「泣いちゃった」ってぼそっと言ってたのがそれぐらい夢中になって観てたのかなって印象的だった。今回の映画の中でも携帯ゲームやってた少年がだんだん試合にのめり込むシーンがあったけどほんとこの映画なら夢中になれる映画だった。
